
今や日本はお犬様天国。
「キャンプをするなら動物病院とドッグカフェが近くにある処がいい」と犬専門家とやらがテレビでアホなことを言っていた。キャンプするような辺鄙な処にそんなもんがあるわけないやん!
インしてすぐの客が「ドッグランはどこ?」と聞いてきたから、目の前の敷地内すべてがそうだ、と教えると、「柵で囲んだ狭い場所はないのか?」と妙な反応。なんでやねん? と聞き返すと「こんな広いところで放したら帰ってこなくなる」。そんな犬に誰がしたんや!
「吠えるのと飛びつくのと噛み付くのをなんとかして」と泣きついたくせに、「ならやりましょか」と腕まくりした途端、「なにすんですか!?」とバカ犬を抱きしめ涙をためている。なら自力でやれ!
ある雑誌に[大型犬と飼い主がいっしょにお風呂に浸かっている写真]が載っていた。いくらかわいいからといってもそこまでするかぁ。あ〜気色わる〜。
ペット同伴宿泊の予約が入った。
「犬種は?」と尋ねると「えーっ・・・」といったきり返事がない。再度、小型犬か大型犬か尋ねると「セントバーナードにゴールデンに・・・えええっと・・・パグにチワワ」。!?、いったい何匹おるんですか? ゲヘーッ、人間2人に犬17匹?!。そういやあ、飼い主の声が聞きとれないほど電話口でやかましいワン、キャンが聴こえとるわい。「まことに申し訳ありませんが」としかいえんやろう。
「どんなに訓練して仕付けても飼い主に返した途端、もとの黙阿弥」。これは多くの訓練士たちのぼやきである。犬の仕付けは飼い主次第。本当にかわいいと思うのなら、ダメなことはダメ! と、飼い主自身がはっきり、じっくり教え込むことである。